化学教育におけるマルチメディアの利用と教材作成

吉村 忠与志*1、青山 義弘*1、大武 博*2、笹村 泰昭*3
下沢 隆*4、B.T.ニューボルト*5

*1 福井工業高等専門学校(〒916鯖江市下司町)
*2 京都府立医科大学(〒602京都市北区)
*3 苫小牧工業高等専門学校(〒059-12苫小牧市錦岡町)
*4 埼玉大学理学部(〒338浦和市下大久保255)
*5 モンクトン大学(Moncton, NB, Canada E1A 3E9)

(Received : February 2, 1996 ; Accepted for publication : September 1, 1996)

 コンピュータ制御のレーザーディスクやビデオディスクによりビデオ動画が利用されている中で、マックマシンのQuickTime OSの登場により、テキストファイルのように手軽にビデオ動画を利用できるようになった。このマルチメディア技術は、化学CAIソフトウェアの開発を力付けるものである。特に、数分の短い間隔でのビデオ動画の編集は極めて効果的で独創的な手法である。
 マルチメディア技術が発展していく中で、化学教育でのCAIソフトウェアの開発が大きい変化していくものと思われる。化学実験用としてQuickTime対応のビデオ教材を開発している。

Key words: Chemical Education, CAI, Multimedia, Video Operation System


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