Japanese | English

NEWS | お知らせ

2024年
06月06日
【年 会】
2024春季年会【要旨と予稿集】
2024春期年会の参加者の皆様は、年会プログラムページから発表の要旨と予稿集にアクセスできます。 参加者宛に事前通知されたアカウントとパスワードにてアクセスお願いします。
2024年
04月13日
【年 会】
2024年春季年会【プログラム公開のお知らせ】
2024年春季年会のプログラムを公開しました。発表者の方は発表番号を確認の上、要旨の作成をお願いします。
2024年
03月04日
【年 会】
2024年秋季年会のお知らせ
2024年秋季年会:Webページがオープンしました。
開催日と会場情報が記載されています。
(現在受付しているのは春季年会ですのでご注意ください。)
2024年
02月23日
【年 会】
2024年春季年会【受付開始のお知らせ】
2024年春季年会(6月6日(木)〜 7日(金))の各種申し込み受付を開始しました。
2024年
01月23日
【年 会】
2024年春季年会【開催日決定のお知らせ】
2024年の春季年会は、6月6日(木)〜7日(金)の2日間で開催します。

以前のお知らせはこちら

Foreword from SCCJ

JCCJ巻頭言アーカイブ
生活を豊かにするモノの開発と利用

江戸川大学 情報文化学科 神部 順子

先日、“平成生まれの新入生”と一緒に、以前にNHKで放映された番組「プロジェクトX」のビデオを観た。戦後、高度経済成長期という時期に、人の生活を豊かにすることを願ったモノの誕生や開発にはどういった経緯があったのか、そして、それらが今日の私達の生活にどういった影響を及ぼしているのかについて、彼らの視点から考えてほしいと思った。学生達の反応はさまざまだった。ここで、印象的だったのは、「定説に囚われない強い思いがなければ、新しいモノの開発はなかったことがわかった。」「今の自分たちの生活に当たり前だと思っていたこと(モノ)が、全く当たり前ではなかった時代があったことを知った。」といったコメントである。もう彼らにとっては、生まれたときから存在していたモノに対して、身近に科学技術の使われていることを特に意識していない様子がよくわかった。

一方、私はここで、高齢者などにとっては(まさに「プロジェクトX」に出演されていた方々の世代)、最新の科学技術の結集である家電製品をどう選択するかが、非常に困難な問題になっていることについて考えていた。一例として、今後のテレビの購入について挙げてみるなら、地上デジタルテレビ放送は、視聴者の多様化に対応していることをうたっているが、実際に店頭に出てみると、自分の家にふさわしいテレビを選択するにも店舗担当者が十分に対応できているとは思えない。また、別の例として、デジタル印刷についても似たような傾向がある。今日、デジタル一眼レフカメラは一般的にも、また、高齢者のうちにも普及しつつあることはよく報道されているところだが、撮影したものをどう保存し、必要なものについてどう印刷して残していくか、などについての相談、技術を指導する機能はないに等しいと思われる。つまり、今日の社会では、モノはあふれていても利用者のニーズに基づいたサービスの提供は不足している。これらのサービスは速やかに展開されるべきであり、それに柔軟に対応する場の確保が必要である。つまり、利用者に寄り添い、その思いや希望を受け止め、それを叶える方法が提示されるべきである。

さらには、手にしているモノ(情報)を活用し、科学技術の発展にも寄与してもらう時代になったことを感じている。国立天文台の研究者グループによる呼びかけで、国内では46年ぶりの今年の7月の皆既日食を、一般の方のデジタルカメラで撮影したデータを収集する動きがあるそうだ。一般の人に参加してもらうことでデータを蓄積し、そこからこれまでに十分に解明されていないメカニズムを明らかにしていくことは、今後さらに重要な課題になるだろう。

以上のことを通して、デジタルの世界の可能性と、一方で、対話なしには展開できないアナログでの世界の有用性について、学生達と共にさらに探究することを決意した。

Event

賛助会員

賛助会員 | バナー広告
募集中です.

展示・広告企業

バナー広告を募集しております。詳しくはこちら

賛助会員

賛助会員を募集しております。詳しくはこちら