論文誌 J. Chem. Software 投稿の手引き (1998暫定案)


1.論文の投稿

論文の種類
研究論文 (General Paper):
化学に関連するソフトウェアの開発や利用に関する もので, 独創性のある未発表のもの.
ノート (Note):
化学ソフトウェアに関する断片的ではあるが, 創造的な内容を 持つ論文.刷り上がり4ページ以内.
技術報文 (Technical Paper):
化学へのソフトウェア開発・利用に関するアイデ ア・提言や, 教材・教具の開発,事例研究などを内容とし独創性のある未発表のもの.
総説 (Review):
ある特定の分野の関連論文を網羅的に紹介し, 啓発的な示唆に 富んだ内容の論文.
使用用語 原稿は,英語か日本語を用いて専門外の人にもわかるように執筆する.特 に,カタカナによる表現はなるべく避け,文献や注なども活用してわかり易い文章で 記述する.
投稿手続き・投稿カード・著作権 投稿原稿は,3部 (1部はオリジナル,2部はコ ピー) を下記宛てに送付する.
〒338-8570 浦和市下大久保255 埼玉大学工学部 時田澄男研究室気付
化学ソフトウェア学会論文誌編集室
TEL 048-858-3511 ; FAX 048-857-9653 ; e-mail :

投稿原稿に添えて,前頁の投稿/版権譲渡カードを提出する.このカードには,まず ,主著者の連絡先・住所,電話番号,ファクシミリ番号と電子メール・アドレスを記 載する.原稿は,オリジナルなもの(他で発表されておらず,発表予定もないもの) に限る.投稿カードには,このことを確認する文章の後に,すべての著者の氏名・所 属・本会会員番号を書く.著者のうち少なくとも一人は,本会会員でなければならな い.つづいて,論文題名,論文の種類,総頁数,ページチャージ金額(表1参照)を 書く.新規開発のソフトウェアに関する報告の時は,プログラム添付の有無,化学ソ フトウェア学会の無償利用ソフトウェアとして登録可能かどうかも記載する.
学会誌に掲載された著作物の著作権(著作財産権)は,本学会に帰属する.投稿カー ドの末尾には,これを承諾する主著者が署名・捺印し,署名日を記入する.
編集委員会では,論文原稿の受理を著者宛てに連絡する.審査終了後,再提出が必要 なときは,1カ月以内に提出し直さなければならない.再提出原稿も3部提出する. この際,審査意見の各々に対して回答書を作成して添付する.受理や, 再提出に関す る問い合わせ先も, 上記と同じである.
出版形態・ページチャージ 論文誌 (J. Chem. Software) に掲載可となった論文は ,まず,電子出版し,つぎに,通常の印刷による出版を行う.電子出版のために,著 者は,フロッピ−ディスクまたは電子メールによるコンピュ−タ可読原稿を提出する ことを原則とする.コンピュ−タ可読原稿作成方法等は,受理通知(上記の編集室か ら送付)の後で各個に連絡(下記の電子出版室から送付)する作成要領で示す.電子 出版に関連する問い合わせ等には,下記が対応する.
〒671-2201 姫路市書写 2167 姫路工業大学工学部応用化学科 中野英彦研究室気付
化学ソフトウェ学会電子出版室 
TEL 0792-67-4894 ; FAX 0792-66-8868 ; e-mail :

論文誌 (J. Chem. Software) に印刷,または,印刷予定の論文は,インターネットW WW (World Wide Web) を通じて読むことが出来る.1997年までの論文は,ほんの少し の例外を除いて公開されている.ただし,回線の事故など不測の事態によりこのサー ビスが停止されても,本学会は一切の義務を負わない.論文誌のインターネット・ア ドレスは、以下の通りである 
URL http://www.sccj.net/CSSJ/jcs/content.html

なお,現在の特許法では,電子出版物が「刊行物」として見なされることは難しいと いう解釈が支配的である.したがって,通常の印刷出版物に対して適用される特許法 第30条・は,電子出版された時点で適用外とされる可能性がある.
論文投稿者は,受理論文が印刷された時点で,表1に示すページチャージを支払わな ければならない.別刷りは 100 部送付される.本学会では,これ以上の別刷りは印 刷しない.

   表1  ページチャージ(円)                     
1〜2頁3〜4頁5〜6頁7〜8頁9〜10頁11頁以上
12,00020,00028,00036,00044,000 8,500 / 2頁当たり

化学ソフトウェア学会の会員は,論文誌 (J. Chem. Software) を無料で配布される (1998 年度の暫定措置).入会申込は,学会専務理事の吉村(下記)への問い合わ せ,あるいは, 本学会のホームページ (URL http://www.sccj.net/CSSJ/) へのインターネット・アクセスによって行うことが出来る.
〒916-0064 鯖江市下司町 福井工業高等専門学校 吉村忠与志研究室気付
化学ソフトウェア学会事務局
TEL 0778-62-1111 ex. 458; FAX 0778-62-3415;e-mail :
郵便振替番号 00740-0-16686 番

2.原稿のまとめかた

2.1 

  1. 原稿は,A4 版 (21.0×29.6 cm) 上質紙を用い,そのまま写真製版が可能 なように作成する.原稿の上下に各 3.0 cm,左右に各 2.0 cm 以上の余白をとる. 印刷時には,もとの原稿の 76 % (87×87 %) に縮小される.
  2. 論文題名は,2行の空白行の後,左右 3.0 cm の余白, 文字サイズ 16 ポイン ト,中央揃えで(センターリングして),Times bold(日本語論文では明朝体太字) で印字する.同じ幅で,著者名(14 ポイント)と研究の行われた場所(12 ポイント )を書く.字体はいずれも Times font(明朝体)とする.著者名と研究の行われた 場所の対応を示すには, a, b, c... などの上つき文字をカッコをつけずに用いる. 上つき,下つきの文字は,少なくとも 2.2 mm 以上の文字高となるように印字する. 主著者には *印 を付け,E-mail アドレスをイタリック体で記す.
  3. この下に受理日付等を編集委員会が記入するので,3行の空白行を入れる.
  4. 論文の概要は,2.5 cm の左右の余白で,12ポイントの文字サイズで Times font (明朝体)で印字する.行間隔は,14 ポイントとする(約 4.9 cm の中に 10 行) .概要は,読者が本文を読まなくても,その目的,方法,結論を理解できるように書 く.必要ならば,本文中の化合物番号や図,表の番号を引用する.ただし,文献番号 を引用してはならない.
  5. キーワードを書く.2.5 cm の左右の余白,12 ポイントの文字サイズで,Times font (明朝体)で印字する.例えば,以下のように書く.   キーワード:分子軌道法,曲線のあてはめ,マルチメディア,結晶構造,化 学教育
  6. 本文は,2.0 cm の左右の余白,12 ポイントの文字サイズで,Times font(明朝 体)で印字する.行間隔は,14ポイントとする.本文は,研究目的,方法(使用機器 ,オペレーション・システム など),結果と考察,結論(Introduction, Method (i nstruments, operation system, etc.),Results and Discussion,Conclusion)等. の適当な見出しをつけて書く.謝辞は,見出しなしで簡潔に書く.
  7. 文献および注は,本文中で連続した番号で以下のように引用する.Hosoya et al .[1, 2], Yoshimura [3 - 6], Newbold [7], and Yoshino [8].本文の後に文献(お よび注)の見出しをつける.雑誌の引用法は,著者名(細矢治夫; Tadayosi Yoshim ura, Brian T. Newbold, and Teruo Yoshino 等),雑誌名,巻数,頁,発行年の順 とする.雑誌の略記法は,できるだけ Chemical Abstracts の形式を用いる.ibid や idem は使用しない.雑誌のタイトルはイタリックで,巻数はゴシック体で印字し ,発行年は,括弧で囲む.巻数のない雑誌では,発行年を括弧なしで,巻数の場所に 移動してゴシック体で記す.引用文献が投稿中または印刷中の場合,その原稿かゲラ 刷りのコピーを添付する.
  8. 本文中で使用したプログラムは,その入手方法を必ず記載する.新規に開発した プログラムは,その配布方法を記載する.
  9. 英語で書かれた原稿の最後には,日本語の要旨をつける.ここには,日本語の題 名,著者名とその所属,主著者の電話番号,ファクシミリ番号,電子メールアドレス を記載する.日本語の要旨は,英文要旨の和訳ではなく,表や図の番号を引用して内 容が分かり易く伝わるように工夫する.日本語で書かれた原稿の最後には,上記と同 じ項目の英語の要旨をつける.
  10. 原稿は,追加の部分 (i) を含んで,なるべく偶数ページとなるように構成する.

2.2 

化合物の命名法は,IUPAC 命名法に従う.単位は,なるべく SI 単位を使用する.

2.3 

表,図,構造式については,英文の投稿規定を参照して作成する.なお,図や 表の説明文およびこれらの中に書き込む文字は,日本語の論文でも英語で記し,これ らの番号を英文要旨でもなるべく引用する.カラーの図面も受け付ける.ただし,カ ラーでの公開は電子出版のみで,印刷は白黒となる.したがって,カラー原稿を白黒 でコピーしたときに,細部が明瞭に判る図を作成する.審査の段階も白黒原稿で行う.

The Journal of Chemical Software Submission / Copyright Transfer Form

主著者の
氏名と
連絡先
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Principal
Author's Name
and Address

必要なら
複製して
下さい
This form
may be
reproduced

Telephone:_____________________________ Facsimile:_____________________________

e-mail:_______________________________________

I / We submit to The Journal of Chemical Software the manuscript specified below. I / We certify that the work reported here has not received prior publication and is not under consideration for publication elsewhere in any medium.

Authors (No. of Membership Card of CSSJ in parentheses) and Affiliations:
著者名(会員番号を括弧内に記載)と所属

Manuscript Title 論文題名 :

Type of Paper: General Paper _____ Note _____ Technical Paper _____ Review _____
Number of manuscript pages: ________; Page charge ____________ (Japanese Yen)
Original Source Program File: Enclosed______ Not enclosed______
Do you want to distribute the program appearing in the manuscript by way of
The Chemical Software Society of Japan (CSSJ)? Yes____ No_____

***************COPYRIGHT TRANSFER***************

I / We agree to transfer to The Chemical Software Society of Japan the copyright of the above- mentioned manuscript, when the manuscript is accepted for publication in The Journal in any form.

Author's signature___________________________________________(only one signature needed)
Author's Name (in print) ___________________________________
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(日本人の場合は署名捺印して日付を記入)
Currently, whether electronic publication is considered as publication under Japanese Patent Law is uncertain. Accordingly, Article 30-1 of the Patent Law might not apply upon electronic publication.

(以下記入不要)
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