演題 局方医薬品の確認試験法モデル
発表者
(所属)
O田ケ原 清,小 山 淳 子,豊 国 いずみ  (神戸薬科大学)
連絡先 神戸市東灘区本山北町4丁目19−1 神戸薬科大学
078-441-7549   FAX 078-441-7550
キーワード 十三改正局方医薬品,確認試験,TLC,一般試験法
開発意図
適用分野
期待効果
特徴など
十三改正局方医薬品の確認試験法の概要を理解するため2〜3種の試験法を選んで,モデルシミュレ−トを行なった.特に,薄層クロマトグラフ法に関しては,各医薬品の実験条件も判るように,固定層,展開溶媒,検出法などを表示できるようにした.
環境 適応機種名 NEC PC−98シリ−ズ   
OS 名 MS−DOS   
ソース言語 MS−DOS版 N88-BASIC(86)   
周辺機器   
流通形態
右のいずれ
かに○をつけ
てください)
  • 化学ソフトウェア学会の
    無償利用ソフトとする
  • 独自に配布する
  • ソフトハウス、出版社等から市販
  • ソフトの頒布は行わない
  • その他
  • 未定
具体的方法

1.はじめに

昨年の本大会で,第十二改正局方医薬品の薄層クロマトグラフの模擬実験(2.プログラムの概要

2.1 初期画面の表示

画面上に示された(1)日本薬局方とは (2)一般試験法概説 (3)局方試験法モデル (4) 薄層クロマトグラフィ−モデル等の項目の番号を選択して,その仕事を実行させ,選択 した事項の内容説明などが終わると初期画面にもどる. (図1) 

2.2 説 明 (日本薬局方とは)

日本薬局方について簡単に解説する.

2.3 一般試験法概説 

 医薬品の試験あるいは衛生検査の各項目において共通の試験法及びこれに関連する事項 を纏めたもので,60項目の一覧を表示すると共に,その番号を選択するとその番号の試 験法の概略が解説される.   (図2)

2.4 局方試験法モデル 

定性反応,吸光度測定法等についてモデル・シミュレ−ションを行なわせている.                           (図3)(図4)

2.5 薄層クロマトグラフィ−モデル

  (1) 薄層クロマトグラフのやり方
  (2) 溶媒一覧 
  (3) モデル・シミュレ−ション
  (4) 薄層クロマトを使用する第十三改正局方医薬品とその薬理作用
  (5) 局方医薬品のシミュレ−ション      (図5)
  (6) 関連化合物の Rf値           (図6)

図1 初期メニューの表示

図2 一般試験法の項目

図3 局方試験法モデル

図4 局方試験法モデル(2)
炎色反応及び定性反応モデル

図5 薄層クロマトモデル

図6 関連医薬品の薄層クロマトのRF値の検索