埼玉大学 公開講座
共催
(社)可視化情報学会,埼玉大学地域共同研究センター,化学ソフトウェア学会(申請中)
後援
埼玉県
「目で見て知る身近な現象の不思議!」
−可視化の科学技術−
科学は、直接見て確かめたり計って調べることが困難な現象を、いかに明らかにす
るかの闘い
で発展してきました。古代人は岩肌や土器に自然の姿を写し、レオナルド・ダ・ビン
チは流れに
置かれた板の周りの渦を詳しくスケッチして調べ、丁度100年前には、レントゲンが
病気や怪我
の様子を人の体を傷つけることなく調べる方法を発明し、マッハは光の屈折を利用し
て高速の空
気の流れを観察し、ガボールは立体映像の原理を発明し、最近のコンピュータは仮想
現実を作り
出して目で見て確認しながら物事を進める方法を実現しています。
この公開講座では、見えにくい身の回りの現象を、目で見て確認出来るいろいろな方
法(可視化
法)について説明し、それがどのように現在の先端科学技術と結びついて役立ってい
るかを考え
ます。講座では、可視化の原点から宇宙技術まで、具体的な事例を上げながらお話し
するととも
に、可視化された現象の写真やビデオの展示、さらに可視化を体験していただける実
験コーナー
もあります。分かり易い講座ですので、ぜひ参加して科学の目で見る一時をお過ごし
下さい。
内 容
1. 日 時:12月7日、14日、21日の計3回、 各14:00−17:00
2. 会 場:埼玉大学理工学研究科棟7階・国際セミナー室
(当日ご案内致します)
3. 対 象:どなたでも受講できます
4. 受講料:4,700円
5. 申込方法:往復はがきに、「可視化公開講座受講希望」とお書き頂き、
氏名、住所、電話番号、ご所属をご記入の上、下記へお申し込み下さい。
(返信用はがきに返信送付先をお忘れなくご記入下さい)
〒338 浦和市下大久保255 埼玉大学工学部庶務係
折り返し受講票をお送りしますので、当日ご持参下さい。
6. 申込期限:11月25日(月) 必着
7. 定員:50名先着順
8. プログラム
第1日 12月 7日(土) 14:00−17:00
講演「見えないものを視る科学の目」 未来技術研究所所長 中山泰喜
「光で何が見える・・・?!」 埼玉大学教授 豊岡 了
展示・実験コーナー
第2日 12月14日(土) 14:00−17:00
講演「流れの可視化」 埼玉大学教授 川橋 正昭
「航空宇宙技術と可視化」 航空宇宙技術研究所研究室長 吉田 豊明
展示・実験コーナー
第3日 12月21日(土) 14:00−17:00
講演「炎(ほのお)の可視化」 埼玉大学教授 大八木重治
「目で見る原子分子の世界」 埼玉大学教授 時田 澄男
展示・実験コーナー