GUIを考慮した汎用波形解析システムの開発

大野 隆a*, 梅野 千佳a,d, 幡山 文一a, 戸田 与志雄b, 宮田 壽c

a神戸大学農学部生物機能化学科, 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1
b大阪府立工業高等専門学校工業化学科, 〒572-8572 寝屋川市幸町26-12
c広島県立大学経営学部経営情報学科, 〒727-0023 庄原市七塚町562
d 現所属: (株)東洋情報システム,
*e-mail:

(Received: December 6, 1999; Accepted for publication: December 28, 1999; Published on Web: April 10, 2000)

  MS-DOS上のC言語でプログラミングされていた波形解析プログラム(SP)をPascal 言語 (Delphi) を用いてWindows98/95およびWindowsNT環境下で動く、GUI(Graphic User Interface)に優れたシステムとして移植した。これにより、SPはメモリの制約をほとんど受けることがなくなり、データ量に関わらず複数のデータを同時に扱うことができるようになった。さらに、Windowsの特徴であるユーザーフレンドリーなインターフェイスを活用し、すべての操作がマウスで行えるので初心者でも簡単に波形解析を行えるものとなった。また、マルチウィンドウによって、複数の操作結果を同時に表示することもできるようになった。

キーワード: Band-Shape Analysis, GUI, MS-DOS, Windows98/95, WindowsNT


Abstract in English

Text in Japanese

PDF file(182KB)


Return