(Received: June 10, 1999 ; Accepted for publication: June 30, 1999 ; Published on Web: September 20, 1999)
分子動力学シミュレーションは、タンパク質やDNAなどの生体高分子の構造・物性・機能相関の研究に有用であることが認められている。本総説では、筆者らが開発したソフトウェアPEACH(Program for Energetic Analysis of bioChemical molecules)に導入した機能を中心に、生体高分子の分子動力学シミュレーションの方法を概観する。
キーワード: Program for Energetic Analysis of bioCHemical molecules (PEACH), GRAvity piPE (GRAPE), Molecular dynamics, Proteins, DNA, RNA