CyberMol - CGI機能を用いたWorld Wide Web上での分子グラフィックスシステム

吉田 弘*,松浦博厚

広島大学理学部化学科
〒739 東広島市鏡山1−3−1

(Received : January 6, 1997 ; Accepted for publication : February 26, 1997)

World Wide Web (WWW)上で機種に依存しない分子模型の3次元表示を可能とするために,Virtual Reality Modeling Language (VRML)とCommon Gateway Interface (CGI)を併用した分子グラフィックスシステムを開発した。 このシステムでは,WWWブラウザから分子の直交座標値を入力することにより, その模型図をインターネットに接続されている端末のディスプレイに表示することが可能である。 また,非経験的分子軌道計算プログラムGAUSSIAN94により得られた分子の振動形の表示機能や 有機化合物分子座標データ集の検索機能ももつ。

Keywords: Molecular graphics, World Wide Web, Common Gateway Interface, Virtual Reality Modeling Language


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